クライヴ・バーカー ドレッド[恐評

「クライヴ・バーカー ドレッド[恐評」

 クライヴ・バーカー原作『血の本』シリーズ第2弾。学生のスティーブン、クウェイド、シェリルが始めた奇妙な研究。心に深刻なダメージを負った被験者をインタビュー・撮影し、恐武S理の根源を探る。過去のトラウマに支配されるクウェイドは、研究を暴走させ恐るべき行動を開始する。

 序盤は捩れた青春ストーリーみたいな感じでショッキングなシーンを挿入しつつ割と淡々と進んでいきますが、そもそも最初からこの人壊れてるよね、みたいな登場人物が、いつ弾けるかって言う期待感だけで引っ張る展開に。ホラーと言うよりは不快描写のきついサイコスリラーって感じなので、バーカーの一面を表してると言えば表してる。そういえば、原作って読んだことあったっけ…?(´Д`;)

 後半の展開とオチは割と良かったけど、さすがに序盤のかったるさはキツイなって作品でした。